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こっこの『ポロメリア』を読みました。

 

持っているアルバム『クムイウタ』の印象と同じ。すごくCoccoらしいと感じる内容でした。自伝的小説らしいので、この小説を読んでから、曲を聞き直したくなりました。

この小説からも、歌からも、なんとなくテーマとして『性』と『成長への畏れ』が感じられます。

 

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 この本のシリーズは、テーマごとにいろんな作家(国内外とわず)の文章が集められていて、面白いです。今回は『鉱物』を借りましたが、『美少年』なんてのもあります。今度借りてみようかな。

 

掲載作家は宮沢賢治、稲垣足穂、長野まゆみ、ウェルズ等多数。民話等も入ってます。

 

パラパラみて、興味を惹かれたのだけ読みました。宮沢賢治の『貝の火』とウェルズの『水晶の卵』が印象に残りました。

 

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 著者の光原百合さんが、通っていた大学の先生だったので(科は違うけど)、今更ながら著作を読んでみました。

短編集で、童話的、寓話的な話が多かったです。昔話を違った角度から解釈したお話も数編ありました。強烈に印象に残るわけではないけど、全体的に女性らしい優しさが感じられます。

1つの話が5ページ前後。よくこんな短い文章でまとまるなあ・・・

鯰江光二氏による、キラキラとした絵がお話ごとに入っていて、大人むけの絵本のよう。お話と絵がすごく合ってます。

お茶でも飲みながら静かに、のんびりと読みすすめたい本でした。

 

 

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恩田陸は他に、『麦の海に沈む果実』と『蛇行する川のほとり』を読みましたが、この二つは少年少女が中心の、なんだか不思議な話なんですが、今回の『チョコレートコスモス』は、全然雰囲気が違う感じでした。演劇や役者のお話で、なんというか、すごい正統派。

はじめに読んだ二つは、不思議さが?な部分、謎がいまいち理解できない部分があり、それが独特な雰囲気になっている感じがしたのですが、今回はいい意味ですごくまとまっている、と感じました。

何人かの視点で語られるのですが、主役は主に2人。サラブレットの女優と、素人だけどすごい才能をもった女の子。

読みやすいし、おもしろかったです。演劇がみたくなりました。

 

そんな話をしていたら、タイミングよく来年の1月に、金沢歌劇座で『モーツァルト!』という公演がある、という話を聞き、今までちゃんと演劇を見たことがないので、この機会に職場の人と一緒に行ってみることにしました。チケットけっこう高かったけど・・・楽しみ!

 

 

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『ティファニーで朝食を』といえば、オードリー・ヘップバーン主演の映画ですが、見たい見たいと思いながらも、まだ見てません。原作と映画では話がかなり違うそうなのですが、先に映画を見ると、映画の俳優のイメージがついてしまうので、原作を先に読めてよかったかも・・・。

 

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Photo by RainDrop
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